季節の変わり目はウキウキするものの、衣替えには腰が重いという方も多いのでは? 衣替えが面倒な方は、一度やり方を変えてみてください。効率的な収納方法を試してみると、衣替えが楽しくなるほどサクサクと進みますよ。スムーズに進めるポイントは、素早い判断と手間の削減。時間をかけずに手早く整頓ができる便利な収納方法をご紹介します。
「3秒ルール」で不要な服を見極める
衣替えは不要な服を処分するベストタイミング。しかし、処分に悩んで時間がかかってしまっては、肝心の衣替えがはかどりません。悩んだ服を捨てるかどうかは、3秒で判断するのがコツだといいます。これ以上時間をかけると、処分しないための理由を考えてしまうのだそうです。3秒以内に決められないものは保留とし、専用の箱に入れておきましょう。そして、翌年の衣替えで箱を開け、また悩んだ場合は処分すると決めておくと、いつまでもため込むことがなくなりますよ。こうして定期的に服を処分すると、不要な服でつぶれていた収納スペースを活用することができます。
処分がもったいなければメリットのある方法を選んで
処分するのがもったいなくて保留ボックスにたまりがちな方は、リサイクルショップやフリーマーケットの利用を検討してはいかがでしょうか。成長に応じてたまる一方のこども服は、定期的に人に譲るのも手です。臨時収入やお付き合いの広がりなど何かしらのメリットがあると、ため込んでおくよりも有意義に感じられるでしょう。
衣替えはケースをまるごと変えるだけ!
衣替えごとに服をたたみ直したり、入れ直したりするのは手間がかかるもの。この作業が負担に感じて、衣替えが面倒な方も多いのではないでしょうか。これらの手間をサクッと減らすには、収納ケースが大活躍! 服を夏用、冬用、春用、秋用、通年用の5パターンに分けてから収納ケースに入れておくと、衣替えはケースをまるごと変えるだけで完了します。通年使える薄手のシャツやデニムなどは通年用としておくと、季節を問わず使えて便利ですね。収納ケースは、スタッキングできるタイプなら、積み重ねもできて便利です。ケースにはそれぞれラベルを貼っておくと、内容がひと目で判断できますよ。
コートやジャケットもたたんで収納
かさばるコートやジャケット、厚手のセーターなどは、適切な方法でたためばケース収納が可能です。一年中クローゼットにコートやジャケットがかかっている方も、収納スペースにゆとりができますね。コートやジャケットなどは、古くなったバスタオルやニットなどを内側に挟んでたたむと、シワになりにくいでしょう。厚手のセーターやフリースは、ロール状に巻いて使わなくなったストッキングやヘアゴムでくくっておくのもひとつの手段です。
かさばるブーツは箱に入れてすっきり収納
オフシーズンもブーツをそのまま置いてはいませんか? シューズボックス内で場所をとるブーツは、衣替えと同時にすっきり片付けましょう。高さのあるシューズボックスの場合は、ブーツを寝かせた状態で箱に入れ、箱ごと上段に収納します。すると、使い勝手の良い下の段を有効に利用できます。また、箱なら積み重ねて収納することができるので、スペースを無駄なく使えます。シューズボックスに余裕がない場合も、箱に入れておくとクローゼットやベッド下などにも収納できるので助かります。
箱の素材は、積み重ねるならプラスチックケースが便利ですが、その必要がないなら、通気性の良い不織布製を。夏の湿気によるダメージを防ぎやすくなります。不織布製の箱の場合は、底にダンボールの台紙を入れておくと、高い段への出し入れも簡単にできますよ。
衣替えは片付けのチャンス!工夫次第でスムーズに
衣替えは、処分や収納方法に悩んでいると、なかなか進まないもの。処分するかどうかを素早く判断し、ケースごと収納してしまえば、きっとスムーズな衣替えが実現できるはず。さらに、上手に片付けることで、収納スペースに余裕が生まれる可能性もあります。今回ご紹介した方法で、しまいやすくて使いやすい収納を実現してみませんか?