家族や旅行の思い出の写真、スマホやパソコンのなかに眠らせていませんか？　せっかくの記念写真ですから、写真立てに入れて飾ってみましょう。おしゃれな写真立てに入れて飾れば、すてきなインテリアに変身。子どもの成長ぶりや楽しかった旅の思い出を、家族と共有したり、来客にさりげなく紹介したりとコミュニケーションのきっかけにもなりますよ。思い出の1コマを引き立てるセンスのよい写真立ての飾り方をご紹介します。

写真立ての選び方

写真立てのフレームは、部屋のテイストに合わせると、周囲のインテリアになじみやすくなります。シンプルモダンなインテリアにはシャープな印象の金属フレーム、クラシカルでエレガントなインテリアには白や淡いパステル調のフレームが似合いそうですね。

なかでも、扱いやすいのは、色の主張が控えめな淡い色のフレームです。また、フレームは細いほうが軽やかで圧迫感がないので、複数使いにも向いています。

写真立てを美しく、おしゃれに見せる飾り方

写真立ては、何も考えずに飾るだけでは、美しく見えないことも。センス良くおしゃれに飾るポイントをみていきましょう。

チェストや棚に置いて飾る場合

写真立てを置いて飾る場合には、小さめの写真コーナーを作るとよいでしょう。ソファ脇のサイドテーブルや、チェストの上などを利用して、写真立てを飾ってみます。

複数飾る場合には、サイズ違いや高低差のあるフレームを選んで、メリハリをつけます。写真立ての数が少ないときは、小物と一緒にコーディネートして飾ると印象的なコーナーになります。写真立てが小さくて目立たないなら、高さのある小物を合わせて高低差をつけると、センス良くまとまって注目度も上がります。

壁面にかけて飾る場合

ぜひ挑戦したいのが、写真立てを壁面に飾る方法。ただ写真を見せるのではなく、壁面がインテリアの一部となるよう、センス良く飾っていきましょう。

・直線に並べて飾る方法
壁面に写真立てを横一列に並べて飾る場合、写真の中心となるセンターラインが目の高さの位置にくるように設置すると、自然と視線を集めることができます。写真立ての大きさやサイズがばらばらの場合にも、それぞれの写真の中心となるセンターラインを合わせるように飾ると、美しくまとまりますよ。

・大きな四角のなかに配置する方法
壁面に目に見えない大きな四角形があると想定し、その内部を埋めるように、写真立てを配置していきます。四角形の四つの角に、必ず写真立ての角がくるように合わせたのち、残りの隙間を写真立てで埋めていくとよいでしょう。

・ひし形に配置する方法
さらに上級テクニックで壁面をセンスアップするなら、ひし形に飾ってみましょう。きれいなひし形でなくてもよいので、バランスをとりながら貼っていきます。四角に飾るよりもさらに違和感なく壁面に溶け込んで、美しいインテリアになるでしょう。

置き型にしても、壁付けにしても、どうしてもうまくいかない！　そんなときは、1つのフレームの中に複数の写真を飾ることのできる写真立てを使ってみましょう。はじめからセンス良くおさまるように写真の位置が決められていますので、レイアウトに悩む心配なし。これなら難しく考えなくても、写真を美しく飾ることができますね。

写真を美しく加工しよう

パソコンやスマホのアプリを使って、写真を加工してみましょう。ひと手間かけたぶんだけ、いっそう美しい仕上がりが期待できますよ。

余白を上手に利用しよう

写真の周囲に白い余白を入れると、写真が絵画のような印象に早変わり。トリミングと余白を上手に使って、見せたいものが中心にくるように工夫してみましょう。余白部分が多ければ多いほど、写真作品のように見栄えが良くなります。

いつもの写真をフィルターやモノクロ加工で新鮮に

色で遊んでみるのも工夫のひとつ。インスタグラムの写真のように、フィルターを加えてみるのも楽しいですね。雑多な印象を与える色数の多い写真は、特定の色以外をモノクロに変えてみると、たちまちおしゃれな仕上がりに。また、見慣れた写真もモノクロで印刷してみると、新鮮な印象に変わりますよ。

部屋のコーナーや壁面に美しく飾られた写真は、インテリアの一部となって、空間を今まで以上に美しく魅力的にみせてくれます。思い出の写真をいろいろな人と共有することで、楽しい記憶がよみがえり、幸せな気持ちに包まれることでしょう。眠らせていたベストショットを探して、写真立てに飾ってみませんか？