2017年1月27日~2月2日、新入社員海外研修が行われました。
現地の著名店の視察を中心にアメリカ、ロサンゼルスを巡りました。
参加者のレポートをご紹介致します。
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LA視察(1日目)
・The Container Store
収納に力を入れている企業であり、広い店内に収納商品が数多く置かれていた。
さらにカラーバリエーションが豊富であり、自分好みのスタイルでお部屋をコーディネートできることが魅力であると感じた。客層については、男女比同じぐらいであった。
・T.J.Maxx HomeGoods
この企業は、ひとつのテイストに絞るのではなく、様々な商品が数多く展示されていた。中でも、インテリアショップでは珍しく、ペットに関連する商品が多くあった。
日本では今後、高齢化により、1人で暮らす人は寂しさを紛らわすために、ペットを飼う人が増える可能性がある。よってペットに関連する商品を多く扱えば、売上が伸びるのではないかと思われる。
客層については、女性が多かった。
・Aki-Home
ニトリLAの1号店であり、日本のニトリ同様、価格順、サイズ順に陳列されていた。また商品の下に在庫が管理されており、セルフ化を実現していた。
とても見やすかったが、上記の企業に比べ、圧倒的に客数が少なかった。日本ではマッチしているテイストだが、アメリカでは、マッチしていないことがわかった。考え方が違うと商品は全く売れない。
海外に参入するためには、アメリカ人のテイストに合わせることが必要であると思われる。
LA視察(2日目)
・Walmart
世界最大の小売店である。どの商品も価格がとても安く、ファミリー層が多く見られた。中でも注目したのが、商品の前にディスプレイを置き、映像を流していたことである。
映像を流すことで、商品を宣伝することができ、売上向上に繋がるのではないかと思われる。
・Ashley Furniture HomeStore
全米家具部門第1位である。この企業は1つのテイストに絞り込んでおり、ほとんどのチェア、ソファはリクライニングであった。
1つに絞ることで、その商品は強みとなるため、お客様は信頼して買い物をすることができる。
よって他社と差別化をおこなっている。
・IKEA
全米家具部門第2位である。イケアもワンテイストであり、同じアイテムの商品が数多く並んでいた。
そして価格も全般的に安く、多くのお客様が来店しており、これまで見てきた中で1番多く賑わっていた。
さらに商品を倉庫で在庫を保管しており、その大きさにはとても驚いた。日本とアメリカの規模の違いを実際に知ることができた。
LA視察(3日目)
・Melrose Trading Post
フリーマーケットであり、古着などバラエティ豊富な品揃えであった。買い物している人はあまり多くは見られなかったが、出店している店はどこも魅力的であった。
初めて1人で買い物をしたが、店員さんが明るい態度でうれしく感じた。
・MUJI
アキホーム同様、陳列が整っており見やすかった。しかし、客数は大変少なかった。
日本で成功を収めている企業であっても、海外で成功するとは限らない。厳しい現実を実感することになった。
・Hermosa Beach
3日目最後に訪れたハモサビーチ。北海道の海とは違い、とても青くて綺麗であった。
また白い砂浜を初めて見て、心が癒された。夕方にも関わらず、多くの人が夕日を眺めていた。
LA視察(4日目)
・The Getty Villa
古美術のコレクションとしてはアメリカ最高級の美術館であり、古代ローマの歴史を感じられた。さらに美術館にお食事ができるカフェもあり、多くの人が利用していた。
・URBAN OUTFITTERS
女性向けの商品が多い店内であった。ネイルや化粧品があり、すぐ横に鏡があるので、実際に試して購入することができるので、女性には、素晴らしいサービスである。
LA視察(5日目)
・Bed Bath & Beyond
売り場面積が大きく、在庫数がどの商品も多かった。特に寝装品が目立ち、商品のPOPが大きく展示されているため、お客様はイメージすることができ、購入しやすいのではないかと思われる。
・Crate & Barrel
明るい店内で、どの商品も魅力に感じた。そして展示の仕方が日本とは異なっていた。日本では、ソファの前にはテレビの展示を置くが、アメリカでは絵画が置かれていた。
また色も統一されており、私はアメリカの展示が好ましいのではないかと感じた。
最後に、今回海外研修に参加させていただき、感謝致します。アメリカでインテリアショップを何店も視察し、さらに長谷川社長自ら、商品の説明などをしていただき、大変貴重な経験でした。
社会人になってからは、このような経験は2度とできない可能性の方が大きいため、
この年で参加できたことを嬉しく思います。また同期とも深く関わることで、強い絆ができました。これから良き友であり、ライバルでもあります。
同期、また先輩社員を意識し、競争社会を勝ち抜いていきたいと思います。