2017年1月27日~2月2日、新入社員海外研修が行われました。
現地の著名店の視察を中心にアメリカ、ロサンゼルスを巡りました。
参加者のレポートをご紹介致します。
******************************
The Container Store
広い空間にびっしりと並んだ陳列と色の多さが印象的でした。
文房具と収納多く、同じ商品でも7色くらいの種類があり大きさも豊富であった。
他にも、動物の絵がプリントされていたものなどは犬・わに・ゾウなどこの商品だけで5種類もあった。
見せない収納が多く工夫された商品が多かったが、中には透明なものに中に自分の好きな色を入れられるという商品もあった。
個性的なものというよりは正方形や長方形などの形が多く、規則正しく並べられていた。
陳列の仕方では、上から小さいものというよりは、手にとって見る大きさのものを真ん中に置き大きい物を上下に置いていた。
レジ周りは物を置かずスッキリとしていた。
上の写真にもある様に壁にかけるものが多く、日本ではあまりないと思った。日本はマンションなど借家が多く壁に穴を開けることをあまりしないのと、狭い家が多くあまり壁にものを張り付けると圧迫感により部屋が余計に狭くみえることが原因ではないかと考えた。
World market
入ると真ん中にレジあり障害になるような大きな棚などを真ん中に置かず、入ったとき周りを見渡すと何が何処にあるかすぐ分かるようになっていた。
壁に飾る商品(時計・絵・装飾オブジェ・鏡など)が多く全体的に大きいものが多かった。
またラッピング用品やパーティーグッズが多く文化の違いを感じた。
Kids売り場ではこのようなおもちゃがあった。
子供のころから自分の好きな色を塗るという感覚が身についていいと思った。他の店にも同じような商品が多く色彩に対する意識が高いと感じた。
T.J.Maxx HomeGoods
ガラス物の置物や食器が多く、食器もフルーツを置くものなどインテリアとして飾る食器が多かった。
この店もカラーバリエーションが豊富であった。
陳列は 赤×白 青×白 などその色だけではなく、白や透明に近いその色を一緒に置いていた。
バス用品なども豊富で店全体としても変わったものや個性的なものが多くデザイン性がある様に感じた。
Aki-Home
とてもシンプルで、規則正しい感じで店内は照明を落とし落ち着いた店作りであった。
見せ方は、ソファーにカーペット・照明・小物(クッションなど)をセットにしてあった。
ソファーは派手なものはあまりなく食器も柄の無いものであった。
置いてあるソファーやテーブルと食器が合わないように感じた。
バス用品もT.J.Maxx HomeGoods
に比べるとこんなにもデザインが違う。
だが値段はこちらのほうが安い。
Walmart
衣・食・電化製品・カー用品・スポーツ用品 など様々なものがおいてある。
入ってすぐに1ドルの目玉商品がおいてあった。
入口の周りは野菜などがあり、レジの並び・位置やレジ周りに置いてあるものは日本と同じであった。
枕がすごく多く他にもシーツなどの寝装品が多くみられ、他にもバスカーテンの品数が多かった。
大体普通の値段もしくは少し安いもので価格はつけられていたが、たまにずば抜けて安く見た目もチープなものがあった。
置物やインテリアは、値段は安いのにありきたりではなくデザイン性がきちんとあり、安くインテリアを楽しめるところであると感じた。
LOWE'S
家作りをするものが主な商品。高いもので家を作ることによって家の価値が上がるため、損をしないというシステムが素晴らしいと思った。
電球が日本の半額の値段で売っていた。
Ashley Furniture HomeStore
上品で、大人な感じ。店内の照明も少し落としていた。
落ち着いているが1つ1つのデザイン性がとても高く感じた。
ソファーは革のものが多く感じた。
売り場は、テイストごとにまとめられていて子供部屋コーナーでは壁紙の色が印象的だった。
H.D.Buttercup
女性向けの家具が多く、値段も高め。
派手なライトや手触りの良いファーの小物など、きらびやかなものが好きな若い女性向けのお店に感じた。
ソファーの質もよく、持ち上げても歪まず、押してもキシキシいわない。
一見高くは見えないものも、高品質で値段も高かった。
テーブル、ソファー、ベッドなど全体的に高さが無く低いものが多かった。
IKEA
縫い目の多いつぎはぎのソファーなど、安っぽいものが多いと感じた。
陳列量がとても多かった。店はとてもにぎわっていた。客層はこれまでとは少し違いラフな服装の人や、子供連れが多かった。
子供用品が多かった。 何年かしか使わない子供部屋の家具などを安く買うにはちょうどいいお店なのだと感じた。
同じデザインでカラーだけ違うソファーがあり、部屋にあわせて選びやすく、買ってもらえる幅が広がるなと思った。
カバーなどでは、他の店にはあまりなかった、取り外し可能で洗濯できることを売りにしているものが多くみられた。
高いものは、洗濯できないし、高いものを買う人はボロボロになれば新しいものを買うからではないかと考えた。
奥にあった大きな倉庫が印象的だった。
RH
アウトレットのため、まとまった展示の仕方はしておらず似た商品を近くに固めているといった印象だった。
空間が違うとこんなにも同じ家具でも違って見えるのだと感じ、空間が生み出す力は大きいなと実感しました。
家具は大体20~30%OFFで、カーペットなどは50%OFFなどのものもあり大きく値下げができるものなのだなと思いました。
Pier 1 Imports
特徴的なデザインのものが多く、個性的で色鮮やかである。
店舗面積がそれほど大きくなく、店内も狭い為分厚いカタログが用意してあった。
ボヘミアンな感じで、海と花をモチーフした小物が多い。
アロマやロウソクなども多く女性向けのお店。
まとめ
印象に残っているお店について書きましたが、どの店もテイストがきちんと定まっており、用途によって店を選べるのが魅力的だと思いました。また、どの店に行けば自分がほしいようなデザインと価格のものがあるかわかるため、効率もいいと思いました。
外観も中にどのようなものが売っているかわかるように大きな窓になっているお店がほとんどで、日の光を利用していたお店も多かったです。
照明や壁の色などお店の雰囲気作りでも家具がより一層よく見えたりするなと思いました。
値段も大体ではありますが店内は同じような値段になっており、買い物がしやすくなっていました。
他にも、どの店も基本的には店員さんが近くに来ることはなく、接客はあまりしていなかった。
店作りとしては、同じもので固めてセットのように展示しているものも多いですが、そうでないとしてもテイストとカラーさえしっかり決めていれば自分で組み合わせてそろえられる仕組みになっているなと実感しとても勉強になりました。