リラックス効果やストレス解消効果、安眠効果など心に働きかけると同時に、肩凝りや筋肉痛、冷え性、生理痛、花粉症など身体的な効果、更にはターンオーバーを促進させたりニキビを改善したりなど美肌効果まで発揮するという、万能効果を持つアロマオイル。幾つか種類を揃えておいて、その時その時の必要に応じた香りを楽しむと良いかもしれませんね。しかし一言でアロマオイルと言ってもその香りを発散させるために使用するその土台となる部分、例えばポットやランプにあたるものには現在様々なものが販売されています。それぞれの特徴を把握して、自分に一番必要なものを選びましょう。
アロマポット
アロマテラピーとしては最も古くかつ代表的なものが、アロマポットです。キャンドルに火を灯し、そのうえに水の入ったお皿を乗せてアロマオイルを垂らします。キャンドルの火がオイルと水を熱し、香りが揮発して部屋に漂うという仕組みです。火を使うことになるため注意が必要で、小さな子供がいる家庭やアロマテラピーを楽しみながらそのまま眠りにつきたいという人にはあまり向かないかもしれませんし、キャンドルの火が元なので芳香にもムラが出てしまう点もデメリットになります。しかし本体価格は最も安価ですし、オイルやミツロウ等をブレンドしてオリジナルコスメを作るなど他の楽しみ方もできる点がメリットです。
アロマランプ
熱でアロマオイルを温めて香りを放たせるという点ではアロマランプと同じですが、異なるのはその熱の元になるのが火ではなくライトであるということ。本体を直接コンセントに差し込むコンセント式か、コードが付いていてコンセントからある程度離れた場所からでも使用できるコード式か、あるいは電池式のコードレス、お風呂も含めてどこでも使える電池式かで、電源の確保方法に違いがあります。いずれにせよ火を使わないのでポットと比べて安全、小さな子供がいる家庭やアロマに包まれて眠りにつきたい場合でも安心して利用できます。現在アロマテラピーの主流はこちらであるため、デザインも豊富でオシャレなランプを見つけることができます。価格はポットと比べるとやや高めになりますが、ポットの場合キャンドルが消耗品であるのに対し、ランプは電球が切れるまでずっと使い続けることができるため、ランニングコストで言えばそれほどデメリットにはなりません。ただし電球が切れてしまった場合に近所の家電量販店などで扱っているワット数ではないので、新しいものを手に入れるためにはメーカーに問い合わせる必要があるかもしれません。
アロマ加湿器
その名の通りアロマテラピーと加湿器の両方の機能を備えたものですが、基本的には加湿がメインで、アロマ機能はおまけのようなものと考えておきましょう。アロマ加湿器には水を沸騰させて蒸気を作るスチーム式、フィルターに水を吸い込ませそこに風を当てて蒸気を発生させる気化式、また超音波の力を利用してスチームを作り出す超音波式もあります。特にアロマが使える加湿器となると、この超音波式が多くおしゃれなデザインも豊富です。
アロマディフューザー
アロマオイルを微粒子の霧と共に拡散させるもので、その原動力としてはやはり超音波が主流です。こちらはあくまでアロマ機能のみに特化しており、その分香りを広範囲に、部屋いっぱいに広げることができます。ただし香りそれ自体はそれほど強くありません。
アロマテラピーを楽しむ器具4種まとめ
現在アロマテラピーの主流となっているのは、ポット・ランプ・加湿器・ディフューザーの4つです。用途に応じて一番適切なものを選んでくださいね。
今回ご紹介した商品

超音波式しずく型アロマ加湿器
大きすぎず小さすぎない、ちょうど良い大きさでしっかり加湿。
シズク型の曲線フォルムがお部屋を優しい印象にしてくれます。
ナチュラルにお部屋に溶け込む木目調がおしゃれ。