ジオメトリックとは幾何学的な模様のことで、古代ではモロッコとかギリシャなどでよく使われていた柄です。部屋のインテリアなどにもよく使われている柄ですが、上手に取り入れると部屋のアクセントにできますし、使い方次第では今どきのオシャレな部屋を作ることもできます。玄関やキッチンなど狭い空間から、リビングルームや寝室など広めの空間まで、ジオメトリックを取り入れる際に知っておきたいポイントを4つまとめてみました。
ポイント1:和室OR洋室で柄の大きさを変える
ジオメトリックは、選び方次第では洋風の部屋にも和風の部屋にもピッタリなインテリアになってくれます。選び方のポイントとしては、和室の場合には、ジオメトリックの柄があまり大きすぎずに小さめのものを選ぶのが良いでしょう。そして、色味も柄が存在感を主張するのではなく、部屋全体の雰囲気の中にシックリくるような色合いや柄の大きさ、そしてどんなインテリアにジオメトリックを採用するのかを考えながら、上手に商品選びをしたいものです。洋風の部屋なら、大胆なジオメトリック柄でもコーディネート次第では素敵に見せることができますが、失敗したくない人は、柄が大きくて大胆なものなら色味を抑えるとか、色味が派手だったり目立つものならインテリアでも小物などに取り入れる、など工夫すると良いでしょう。
ポイント2:目立ちすぎないことが大切
ジオメトリックは、どんな柄を選んでどんなインテリアに取り入れるかによって、部屋をモダンでスタイリッシュに見せることもできれば、レトロな雰囲気を醸し出すこともできます。しかし、色がはっきりしたジオメトリック柄は、それだけで存在感が強くなってしまいますから、一つの部屋の中にあれもこれもと複数のアイテムにジオメトリックを取り入れるのは不可能ではありませんが、難易度はかなり高くなってしまうでしょう。ですから、その方法は控えたほうが良いかもしれません。
色やデザインを上手く選べば、壁紙やタペストリーなど部屋の中で広い面積を占めるインテリアとして活用することもできます。その際には、その他のインテリアや小物はできるだけシンプルなものを選んだほうが、バランスを取りやすくなりますね。
ポイント3:部屋とのバランスは大切
ジオメトリックは、うまく取り入れれば部屋の雰囲気をいろいろ変えることができますが、取り入れ方によっては部屋が小さく見えたり、なんとなくチグハグな印象も与えてしまうリスクがあります。例えば、小さな部屋にジオメトリックを取り入れるのなら、あまり目立たないような小さめの柄や薄めの色を選んだほうが良いでしょう。小さな部屋に大胆な大きめの柄のジオメトリックを合わせると、アンバランスになって部屋がより小さく見えてしまう事になりかねません。
ポイント4:初心者はまずは小物から
ジオメトリックを取り入れたいけれど、どんなふうに取り入れれば失敗しないのか分からないという人や、頭の中でどんな仕上がりになるのかイメージできないという人は、まずはクッションカバーやカーテンなどで試してみてはいかがでしょうか?カーテンの雰囲気を、開けたときと閉めた時とで比較してみると、部屋の印象がどんなふうに変わるのかを実感することができますし、どんなインテリアに取り入れれば部屋にピッタリくるのかが分かりやすくなるのではないでしょうか。
初心者にとってハードルが高いのは、カーペットや壁紙など、面積が広いアイテムですね。もしも広い面積にジオメトリックを取り入れたいのなら、部屋の写真をスマホで撮影しておき、ショップのスタッフに相談しながら商品選びをするのが良いかもしれませんよ。
今回ご紹介した商品
ラグマット 北欧デザイン
織物の杉綾模様を英語ではHERRING(ニシン)のBONE(骨)。
モノトーンがすっきりクールな印象にするマニッシュなデザイン。
作り方にもこだわって、細部の柄表現を実現しました。
■サイズ 140cm×200cm
■性能 : 耐熱加工
■アクリル100%
■パイル長 13C / カービング
■価格 16,900円(税抜)